ドラフティングキャド プロ(DraftingCAD Pro)

DraftingCAD Pro / 寸法・レイヤー・尺度設定

技術図面を支える
寸法・尺度・レイヤー・スナップ

DraftingCAD Pro は、連動寸法、無制限レイヤー、大判図面、カスタム尺度、スナップと位置合わせなど、 建築・設備・機械図面向けの作図サポート機能を備えています。 部材データベースやレポート、DWG/DXF 連携とあわせて、複雑な図面の作成・管理を支えます。

作図サポート機能の違い

DraftingCAD と DraftingCAD Pro では、作図サポート機能の範囲と規模が異なります。

項目 DraftingCAD DraftingCAD Pro
用途 間取り図・配置図・案内図のサイズ付け、簡易レイアウト 建築・設備・機械図面の製図、検図、部材管理
寸法線(基本) 垂直・水平・円・角度など基本タイプ 同左
連動寸法・寸法書式 — 図形と連動して数値更新。末端記号、引出し線、公差、ラベル等を調整
レイヤー 最大 5 レイヤー。尺度・表示/非表示を設定 制限なし。構造・設備・注記・比較案をレイヤー分離
尺度・単位 カスタム尺度、レイヤー別尺度、英米/メートル法 同左(大規模・複合図面向け)
図面サイズ 最大 17×17 inch(約 43×43 cm) Mac: 1780×1780 inch / Win: 178×178 inch
位置合わせ スナップ、ガイド(Mac)、原点・datum 編集 同左+ Select Special、線形/円形複製
部材・数量管理 — 統合データベース、レポート(部材表・数量表など)
CAD 連携 画像入出力中心 DWG/DXF 読み書き

機能は Mac版 / Windows版および版により異なる場合があります。

製図に必要な寸法線

水平、垂直、平行、垂線、直径、半径、角度寸法などに対応し、起点・末端記号、 表示位置、引出し線、公差値、単位シンボルの有無まで細かく設定できます。 寸法を図形にリンクすると、サイズ変更時に数値も連動して更新されます。

寸法線ツール
連動寸法・公差・引出し線など、製図向けの寸法書式を細かく設定できます。

レイヤー管理

レイヤー数に制限なく、壁、寸法、設備、注記などをレイヤーで分離できます。 表示/非表示やロックを使い、複数の設備案や配置案を比較しながら検図できます。 レイヤーごとに尺度を変えれば、平面と断面・展開図を同一ドキュメント内で扱うこともできます。

レイヤーパレット
レイヤーの表示/非表示・ロックで、構造・寸法・設備・注記を切り替えながら検図できます。

スナップと位置合わせ

グリッド、角度、オブジェクトへのスナップを使って、端点・中点・中心を基準に正確に配置できます。 スマートスナップにより、既存図形の端点や交点へ素早く吸着できます。 Select Special や線形/円形複製で、複雑な配置や整列作業も効率化できます。

スマートスナップ機能
端点・中点・交点などへのスナップで、正確な配置と作図を支援します。

ガイドと尺度・単位

ガイド線は印刷されない補助線として、図面上の位置合わせや整列に使えます。 カスタム尺度の作成、レイヤーごとの尺度設定、英米法/メートル法の切り替えに対応し、 大規模図面や複合図面でも実寸を保ったまま作図できます。

ガイド機能
ガイド線を使い、図面要素の位置合わせやレイアウト整理を行えます。

注記・テキスト

フォント、サイズ、回転、着色、行揃え、行間を調整し、図面注記や補足説明を読みやすく配置できます。 Mac版ではアウトラインテキストや Text Flow による欄外しにも対応します。

テキスト入力・図面注記
Type ツールとテキスト属性で、図面注記やラベルの書式を細かく設定できます。

設計実務に役立つ確認・管理機能

  • 面積自動計算で、円や長方形だけでなく複雑な図形の面積も確認
  • 周囲長の表示により、外周や部材長の確認を効率化
  • 統合データベースで、部材名・数量・価格などの情報をオブジェクトに紐付け
  • レポート機能で、部材表・数量表など図面内容の一覧を出力
  • 複数レイヤーを使い、構造・設備・注記・比較案を分けて管理

レイヤーを使った図面の説明・共有については 図面レビュー・共有機能、 DWG/DXF 連携については 対応ファイル形式 もご覧ください。

間取り図や案内図中心で、基本寸法と最大 5 レイヤーで足りる場合は、 DraftingCAD もご検討ください。